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近年、ハードウェアベンチャーの盛り上がりとともに、

「IoT」という単語が飛び交っているようです。

IoTとは、Internet of thingsの略だそうで、

インターネットにつながるハードウェアというように解釈することが出来るようです。

確かに、最近ではインターネットを介して、スマホやハードウェアを使って

いろいろなサービスを受けられるようになりました。

その中で、ハードウェアとWebサービスのつながりをうまく利用したとして

注目されているのがスマートロックです。

玄関に取り付けた鍵を無線でスマートフォンから解錠できる

という機能から、

家事代行サービスや家主以外の人間に実際に鍵を渡さなくても

メールか何かで開けてほしい相手に送って利用することも可能といった

機能を持つものもあるそうです。

今回、玄関の鍵をネットにつないでスマホで開ける以上のサービスを描いている

スマートロックを発見しました!

 

それがAugust社が販売している

スマートロック「Goji Smart Lock」です。


このスマートロックの特徴は、家主が指定したユーザーのスマートフォンに鍵を開けるための

電子キーを送ることが出来、

電子キーを送られたユーザーはそのスマートフォンをハードウェアに近づけるだけで

鍵を開けることが出来るとの事です。

また、ここが家主が一番不安に感じることだったと思うのですが、

鍵を渡す相手は身内とは限りません。

お手伝いさんなど家事を代行してくれる人に鍵を預けなければならない場合もあったでしょう。

ですが、このハードウェアの機能として一番いいところは

鍵の使い回しをしなくていいところ!

つまり、ワンタイムキーということ。

必要がなくなれば、いつでもユーザーの鍵を使えなくすることが出来るので

合鍵を作られる心配がないというのがとても大きいと思います。

Gojiの機能は、恐らく

自分の家を海外の旅行者にレンタルできるサービス「Airbnb

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を意識したものと思われます。

こんな画期的な鍵があるなんて素晴らしいですね!

あとは鍵をなくすこともないですしw

August社のスマートロックは、ユーザーの置かれる状況に

とても柔軟に対応できるハードウェアだと思いました。

単なるインターネットにつながった鍵では終わらせないものを感じました!

ちなみに価格は、278ドルから

 

日本では、7月28日には、AKERUN(アケルン)と株式会社エニタイ ムズが共同で

家事代行サービスに導入するためのスマートロックシステム開発を開始することを発表したようです。

日本の鍵もだんだん電子化されていくのでしょうか。

もし、日本の家の鍵が電子化されたら、

鍵がアンティークへと変わり、用途のないアクセサリーへと代わっていってしまうんでしょうね。

それもそれで悲しいですが。。

 

では、今日はこのへんで。

 

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