
前回に引き続き、今回も私の独断でお届けする、AppleのCMセレクションです。
AppleのCMは、同業他社とは違って、いずれもとても個性的なものばかり。
時に強烈なメッセージを放ち、時にユニークなメッセージで皮肉ったり。
数あるCMより、私が好きなものをいくつかご紹介しますね。
まずは、こちら
1984年、Macintosh発売前に流されたCMです。
当時の巨人 IBMを、独裁者と痛烈にdisる、思い切りとんがったメッセージに驚き。
監督は、エイリアンやブレードランナーでおなじみの、リドリー・スコットです。
おや、もしかしたら気づかれました?実は、このCM、リメーク版です。
よく見ると、その当時は存在しないiPodを身についているんです。
(オリジナル版が見たい方は、こちらから)
次は、スティーブ・ジョブズ復帰直後、1997年に開始されたキャンペーン
Think differt のCMです。
「人とは違う考え方をしよう。世界を変えるのは、本気で世界を変えられると思う、
人とは違う考え方の人たちなんだから。」という、これまたメッセージ性の強いCMです。
これは、放送はされなかった、スティーブ・ジョブズ自身がナレーションを努めたもの。
ナレーションは、こう始まります。「Here’s to the crazy ones.」
ジョブズ自身が、「crasy ones」と言うのには、ニヤリとしてしまいます。
「それ、あんたのことや」とツッコミたくなって、仕方ありません(おいおい)。
さて、ちょっと濃い目のが続きましたので、ここからは軽めに参りましょう。
3つめのCMは、iMacが5色になった時のCMです。
おおっ!かわいいっ!愛らしい!
パソコンのCMとは思えませんよね。
流れている曲は、Rolling StonesのShe’s a rainbow。
ちょっと肩すかしなところが、またニクイ。
4つめは、2004年にU2とコラボレーションしたiPodのCMです。
かっこいいなぁ。
シルエットのキャラクターが曲に合わせて、ダンシングするこのCM。
さあ、iPodで楽しもうよってメッセージを、言葉でなく、
動画だけで伝えるところが、なんともたまりません。
iPodのCMは、いずれも選曲が素晴らしいので、
曲を探して、自分のiPodに入れてましたねえ。
最後は、2007年Get Macキャンペーン、日本での CMから「iMovie」編です。
見る人によって、好き嫌いの分かれるCMです。
ブラックジョークが効き過ぎなのでは、って思われる方もおられるようです。
自分としては、知る人ぞ知るラーメンズのおかげで、まるでコントを見ているようでした。
CM内のキャラクター、パソコンさんも憎めない愛すべきキャラクターに思えましたが、
皆さんはいかがでしょう?
他にもたくさんご紹介したいのですが、今日はこの辺で。
では、また。