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かつてPowerBook Duoシリーズというノートパソコンがありました。

※これは、PowerBook Duo 203C

powerbook-duo-280c

一見普通のノートパソコンに見えますが、

このDuoシリーズ、ちょっと変わっています。

なんと、合体!するんです。

 

え、合体?と思われた方も多いと思います。

Duoシリーズは、本体とは別にDockという筐体がありました。

このDockに、Duoシリーズを収納して使用するように考えられていました。

室内ではDockに収めて、デスクトップタイプのように、

外出時には軽量なノートブックとして使用できるというアイデアでした。

※これが合体!しているところ

PowerBook_Duo280c

なぜ、こんなコンセプトが生まれたのかというと、

ノートパソコンが重すぎたのが、その理由です。

当時のノートタイプは、重さが3、4kgが当たり前の時代でしたから

外出の際の持ち歩きは、かなり重労働でした。

 

そこで、本体をできるだけ軽量化するため、

インターフェイスやフロッピーディスクをDockに収めてしまったのです。

本体には、電源と最低限のインターフェイスのみになり、

重さは1.9kg(Duo250の場合)を実現していました。

 

このコンセプトは、現在のMacBookAirにも、引き継がれています。

ただ、今では重さが1.08kg(Air11インチの場合)にまで軽量化されていて、

インターフェイスもUSBThunderBoltだけで、十分事が足りるようになりました。

本当に、時の流れをまざまざと思い知らされますね。

※MacBook Air、ホントに薄い!です。

MacBook Air

さて、ひるがえって、現在に戻りましょう。

今、隆盛を極めつつあるスマートフォンタブレットは、

将来どうなっているのでしょう。それは、誰にも予測できません。

今よりも更に多機能化を果たし、携帯電話の範疇ではなくなっているかも。

もしかしたら、別のなにかが取って代わっているかもしれませんよ。

 

では、また。

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