
今の若い世代には、
その存在さえ知らない方が大半となったもののひとつに、
タイプライターがあります。
産業革命と共に、タイプライタン&プリンターが広まってゆき、
DTPが当たり前となった事により、
その存在は隅に追いやられていきました。
今や、パソコンなどのキーボードが採用しているQWERTY配列に
その名残を残している程度です。
しかし、タイポライター独特のキータッチやメカニカルな動作、
独特な美しさを感じさせる造形は、多くの人の関心を集め、
アンティークグッズの定番になっています。
今日ご紹介するのは、そんな懐かしいタイプライターの雰囲気を
再現したキーボード、Qwerkywriterです。
デビューは、昨年。
イギリスのQwerkytoys社が、クラウドファウンディングにて出資を募り、
US版とUK版の販売が行われていました。
そして、ようやく日本でも販売が始まったのです。
キーボードは、1930年代頃のビンテージタイプライターを
イメージした作りになっています。
キートップは、ややへこみのある当時と同じ作り。
また、キータッチをできる限り再現するため、
メカニカルスイッチ青軸を採用。
更に、キーストロークも深めの4mmと、細部にまでこだわっています。
注目なのは、リターンバー。
タイプライターでは、改行の際に使われるレバーを再現。
キーボード上では、enterキーとして使用できるほか、
ショートカットキーとして、機能を割り当てる事も可能です。
このQwerkywriter。
接続はBluetooth。
対応機種は、スマートフォン&タブレット、Mac&Windowsと幅広く、
iPhone&iPad(iOS8~)、Android(4.1~)、
Macintosh(Mac OSX 10.10~)、WindowsPC(7~)に対応します
また、奥にはタブレットが立てられるスタンドがあり、
最大10インチまでのタブレットをノートブックのように使う事が出来るんです。
このキーボード欲しいなぁと思ったあなた。
ちょっと残念なお知らせがひとつ。
あまりのこだわりのため、お値段が少々お高くなっています。
日本での販売サイトである、Just My Shopでのお値段は、
5万4千799円!とお高め。
しかし、既に在庫は残りわずかとアナウンスされていますから、
ご希望される方はお急ぎ下さい。
このキーボード、某外資コーヒーショップで使用したら、
注目の的、間違いありませんよ。
では、また。