
今回のブログのタイトルになっている、お菓子とプログラム。
この組み合わせ、一体どんな接点があると思います?
ちょっと想像出来ませんよね。
皆さんもよくご存じのお菓子メーカー、
江崎グリコがスタートさせたプロジェクトに、その答えがあります。
プロジェクトの名は、GLICODE(グリコード)。
グリコが発売しているお菓子の数々を使って、
プログラムを組み立てる事が出来るんです。
GLICODEとは、
スマートフォン画面上のキャラクター「ハグハグ」を動かすゲームアプリ。
いくつものゲームステージが有り、
「ハグハグ」がゴールにたどりつくと、次のステージへと進めます。
ステージをクリアする為には、「ハグハグ」にこちらから動きを伝えなくてはいけません。
その為に必要なのが、
「Pockey(ポッキー)」「グリコ」の4種類のお菓子。
それぞれのお菓子は置き方によって、
「ハグハグ」に決まった動きをさせる事が出来るようになっています。
それを組み合わせて、動きの流れをつくり出すのです。
並べ終わったら、スマートフォンのカメラで撮影します。
すると、並べ方に応じたプログラムが生み出されて、
「ハグハグ」がその指示通りに動きます。
ステージをクリアしたら、並べたお菓子はご褒美です。
美味しく頂いて、次のステージにチャレンジです。
こうした遊びの中で、プログラムに必要な4要素、
順次実行、ループ、条件分岐、ランダムを自然に学んでいけるというわけです。
このGLICODE、総務省が推進する
平成28年度「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業にも選定されており、
今後、小学校低学年での授業展開も予定されているとの事。
将来、あなたの初めてのプログラムはと聞かれた時に、
GLICODEと答えるプログラマーが現れるかもしれませんね。
現在は、Android版のみインストール出来ますが、
今月8月末には、iOS版もインストール出来るようになるそうですよ。
では、また。