
7月14日、3Dプリンターで女性器の造形を出力できるデータを頒布したとして、
女性漫画家「ろくでなし子」を警視庁が「わいせつ電磁的記録頒布容疑」で逮捕したと発表がありました。
ろくでなし子さんは、自分の女性器を型どりデコレーションした立体作品「デコまん」による
アート活動を展開していたとのことです。
ここまで書いていてすでに、強烈な印象を受けるのですが。。w
ちなみに作者はこんな可愛らしい方でした。
続けますw
「デコまん」はさまざまな画廊での展示や個展などを開催していた模様で、
なんと海外メディアにも取り上げられていたようです。
さすが世界は広い。
これまでこういった活動をしていたのに、なぜ今になってわいせつ容疑で逮捕に至ったのかというと
2013年6月にろくでなし子さんが「デコまん」の活動の一環として、
自分の女性器を型どった小型ボートを作ることを目標とするプロジェクトを立ち上げるため、
制作資金を募るクラウドファンディングサイトを活用したそうです。
その際に、3000円以上の支援者へのお返しとして、
自分の女性器の3Dプリンター用のデータを提供するとしていたようです。
すでに、このデータはプロジェクトを支援した30人以上の人に配布されており、
わいせつ物頒布にあたるとして逮捕に至ったそうです。
最近、3Dプリンターで銃を作って逮捕されたという事件もありましたね。
2012年には海外で、ジェイミー・マッカートニーさんによる
571人分の女性器を石膏で固めた作品をの展示がありました。
その際には、ものすごい反響を呼んだようです。
どこまでがアートでどこまでが罪になるのか、
線引きは難しいところ。
しかし、アーティストは常識を超えてこそのアーティスト。
とも思えたりするので、価値観って難しいですね。
では、今日はこのへんで。