
今や日本のSNSの中で、ダントツの人気を誇ると言っても過言ではないLINE。
そのユーザー数は6800万人。
これは、日本人の二人に一人はユーザーになっている計算です。
そして、毎日利用するユーザーの割合であるアクティブ率では70.8%という、
他のSNSとは桁違いの規模を見せています。
今回、このLINEが、大きな仕様変更を行ったのは、ご存じでしょうか?
その1つは、機種変更の際のアカウントの引き継ぎ方。
今までは、PINコードを確認するやり方で、
機種変更した側のスマートフォンからでも、アカウントの引き継ぎが出来ました。
しかし、今月2月からは、電話番号が変更になったりする場合には、
予め、「引き継ぎの許可設定」をすませておかないと、
アカウントが引き継げなくなりました。
そして、もう1つが、iPhoneクローンによる覗き見対策をおこなった事。
機種変更前と後の両方のiPhoneで、同じIDのLINEが見る事が出来てしまう、
いわゆるiPhoneクローン。
機種変更をした事のあるiPhoneユーザーの中では、よく知られていた事です。
今回の仕様変更により、このiPhoneクローンを新たに作る事は出来なくなりました。
つまり、既に作られてしまったiPhoneクローンは、
今まで同じIDのLINEを見続ける事ができてしまうので、ご注意くださいね。
かつて問題になったLINEのなりすまし事件で、本人確認が強化されたりと、
LINEは、その時々において、仕様変更が行われてきました。
これは勝手な憶測ですが、今回の早急なiPhoneクローン対策は、
やはり、あのセンテンススプリングが背景にあるような気が致します。
そうでもないと、やや放置していたとしか思えないiPhoneクローン問題に、
いきなり対策をしてくる説明がつきません。
確かに、あれは衝撃的でしたからね。
当事者からすると、もっと早くに手を打ってくれればと、
恨めしく思っているのかもしれません。
では、また。