
キャラクタービジネス。
コンテンツを活用したビジネスモデルの中でも、王道のひとつです。
ディズニーは言うまでもありませんが、
日本でも数多くの玩具メーカーがしのぎを削る熱き分野です。
皆さんもご存じの通り、今や玩具単体の売上だけにとどまらず、
ゲームやアニメ、関連商品への2次展開等々、大きな市場を形成しています。
だからこそ、各社ともに、ヒットするコンテンツ作りのために、日々余念がありません。
そんな中、今注目を集めるコンテンツがあります。
その名は、「妖怪ウォッチ」
なんと、あのポケモンことポケットモンスターに迫るような勢いがあるのだそう。
※参照:マイナビニュース『妖怪ウォッチ』はなぜヒットしたのか? 爆発的ヒットの裏にあるクロスメディアの公式
この中でも紹介されている「クロスメディア」というキーワードが気になり、調べてみました。
「クロスメディア」とは、ひとつのコンテンツを、
メディアに合わせて加工、発信します。
設けられた様々な入り口で、コンテンツに触れたユーザーを、
用意されたシナリオに基づいて、
最終的に設定された目的へと導いてくる手法との事。
※参照:電通 クロスイッチ
メディアミックスのように、たくさんのメディアを通して、
同じメッセージを投げかける方法とは違い、
異なるメッセージを受け取りつつも、
体験を通じて目的に導くやり方は、
まるでRPGの様でもあります。
生まれた時からネットやゲームが当たり前の世代に向けてのアプローチとして、
今後そのキーワードを、あちこちで聞く事になりそうです。
おまけ:「続きはWEBで!」も、このクロスメディア展開の手法のひとつです。