
2015年時点において、2人以上の世帯における
スマートフォンの普及率が、初めて従来型の携帯電話、
いわゆるガラケーを超えた事が明らかになりました。
2013年から始まったこの調査。
初回の調査では、スマートフォンの普及率が54.7%に対し、
ガラケーは73.7%と大きく差が開いていました。
それが、2年後の2015年になると、
スマートフォンの普及率は67.4%に上昇したのに対して、
ガラケーは、64.3%と大きく下げ、その立場が逆転しました。
家電量販店の売上げデータを集計、発表している「BCNランキング」による
携帯電話のタイプ別の販売構成比と照らし合わせると、
ここ数年でのスマートフォンの躍進ぶりが、より鮮明になります。
2010年には、スマホ2:ガラケー8の割合で販売されていたものが、
2011年、2012年と瞬く間にスマートフォンの割合が増え、
2013年以降、販売される携帯電話の8割以上がスマートフォンなんです。
これだけ激変していれば、普及率も大きく変わるわけです。
次にお見せするのは、「BCNランキング」による、
携帯電話販売台数の指数の推移です。
こちらも、2011年、2012年と、明らかにスマートフォンが
売上台数を伸ばしているのが分かります。
この5年間で台数ベースで見ると、約4倍です。
気になったので、調べて見ました。
すると、2011年にはiPhone4s、2012年にはiPhone5が発売されています。
日本でのスマートフォンの拡大には、
やはりiPhoneが大きな役割を果たしていると言えますね。
事実、メーカー別の統計を見ると、販売されたスマートフォンのうち、
Apple がほぼを占めています。
今後も、ガラケーは、普及率を徐々に減らしてゆく傾向にあるようです。
初めての携帯電話が、メールも送れない頃のガラケーだった自分には、
何とも言えない気分です。
では、また。
※参照:BCNランキング