
なにこれ!ヤバイ!
千葉市中央区の花沢学園明聖高校がバーチャルの世界で通学できる仮想高校を作ってしまいました!
自分自身のキャラクターであるアバターを使って、インターネット上の仮想高校に
入学~通学~卒業まで出来ます。
しかも、コレ。ゲームや入学誘致のためのネタではなくリアルに高卒資格も取れる
新しい教育システム「サイバー学習国」なんです!
目的としては、引きこもりや不登校の子どもたちが学校生活を楽しめる仕組みを
目指しているとのこと。
今年の4月から、編入も含め、全国から約150人の入学者を予定しているようです。
さて、「サイバー学習国」の特徴としては、
仮想高校には、自分の分身であるアバターを生徒として通わすことが出来ます。
アバターの髪型、服装など200種類以上あり、
これらを組み合わせて自分の分身を作って通学させることが出来ます。
また、もちろん学校なので、生徒(アバター)同士で会話が楽しめるチャット機能を使って
授業の休み時間に交流をすることも可能です。
授業自体は、動画を視聴し、テストで理解度を確認するようです。
年に4回の面接指導やレポート提出などがあり、
3年以上「サイバー学習国」に通って必要単位を取得すると、、、
なんと!高卒資格が得られるのです!!
なんていうシステムでしょう。
不登校に悩む生徒がネットを通して、学業に専念できる場になるのではないか、
というメリットが考えられる中で、
実社会の協調性が不足するのではないかという懸念の声もあるようです。
しかし、生徒がネット依存にならないよう、参加してもらいやすい校内イベントを
企画し、実社会での人間関係の構築にも配慮するとのこと。
今、教育の現場は大変複雑になっているという。
学校での教育、家でのしつけ、この境界線の価値観がそれぞれ違うため、
ぶつかり合っていそうです。
教育の現場がバーチャルに変わることで、
不登校や引きこもりの個人がどうかわるのか、
どちらにしろ自分次第だが高卒資格が欲しいだけの人間にとっては
取得するひとつのルートに過ぎないなと思いました。
知識と経験が伴ってこその教育ではないでしょうか。