
今話題のリケジョ、小保方さん。
わずかな間に、天国と地獄を味わう事になりました。
ちょっと前まで夢の細胞、STAP細胞発見のニュースとともに期待の新星現ると、
ちやほやしていたかと思ったら、一転、今ではバッシングの嵐。
確かに、論文には突っ込みどころ満載なんですが、
一緒に研究していた人たちが気づかないのも奇妙な感じを受けます。
そして、彼女が所属する理化学研究所の記者会見を見ていると、
まるで、彼女ひとりをスケープゴートにしているようにも見えます。
未知の分野の研究というのは、地味で、人目につかず、
なかなか人に理解されにくいものです。
だから、いったん注目されてしまうと、
つい周囲が望むように合わせてしまいたくなるかもしれません。
だからといって、それを認める事はできません。
iPS細胞の山中先生は、こうした状況の中でいろいろな試みをされ、
研究をし続けておられました。
結果、その研究が認められて、ノーベル賞が授与されました。
私たちも、毎日の暮らしの中で、いろいろな囁きが聞こえてくると思います。
そうした時に、甘い誘惑に飲まれないように、他山の石としたいものです。
おまけ:なんともふところ深い山中先生。下のページ内の企画は、本人公認なんですって。