
4月24日、NTTドコモ(docomo)、KDDI(au)、沖縄セルラー電話(au沖縄)、ソフトバンクモバイル(Softbank)、イー・アクセス(Eモバイル)、ウィルコム(WILLCOM)は、
5月以降から各携帯電話とPHS(6社)で、携帯メールとSMSで使える絵文字の数と種類を共通化することを発表しました。
今までは、ドコモの携帯を持っている人とソフトバンクの携帯をもっている人同士でメールやSMSなどを送りあうと、
絵文字が「=」表示に変わる現象がおきていました。
企業側ではメルマガなど送る際に、使える絵文字と使えない絵文字などがあり、注意して使用しなければならなかったこともあるかと思います。
しかし、今後は上記のキャリアとPHS間で同じ絵文字が共通して表示されるようになるようです。
どのように共通化の対応をしたのかというと、
2010年頃より日本発の絵文字が多く取り入れられ、絵文字が世界標準になったことから
世界共通の文字コードである「Unicode」を採用したようです。
そして各社の間で検討した結果、キャリアメールとSMSを「Unicode」に対応させることで各キャリアとPHS間で絵文字の数と種類を共通化することに決めました。
ただし、現在のところ、どの機種に対応するのかは順次告知するとのことです。
2012年にはKDDIがNTTドコモの絵文字を基準にしたことで、KDDIはドコモの絵文字と統一させていました。
ユーザー目線にしてみれば、ようやく絵文字が共通になった!と思っている半分、
仕事目線でいえば、5年くらい早く対応して欲しかったというのが本音。
2010年頃に世界共通の文字コードに絵文字が取り入れられてから、約4年たってようやく絵文字が共有されたということですが、早いのか遅いのか。技術の面ではなんともいえませんね。
今では多くの人がLINEを日常的に使用し、主にスタンプでのやり取りが多くなっている中で、
この絵文字の共通化がユーザー間というより企業の間でうれしいニュースなのかもしれないなと思いました。