
最近、教育機関でのタブレットの導入が相次いでいます。
タブレットを使った授業なんて、なんてハイテクかつ近未来的なの!?ドラえもんの22世紀もマジか!?なんて
当初は思っていましたが、いろいろと記事をみていると実際の現場はそんなかっこいいものではないかもしれないと思いました。
このタブレット端末の授業への導入目的は、インターネットや動画をなどを使って、子どもたちの学習に対する意欲や理解をより高める事。
東京では、「荒川区」「目黒区」「葛飾区」などの小中学校が導入を開始しました。
各区ではタブレット導入に対し、その活用方法なども模索し魅力的な授業づくりを目指しているそうです。
実際に導入し、ある小学校では、授業に集中できなかった子どもがタブレットを使うことで学習意欲が高まったという話があるから目標どおりといったところだと思います。
そんな理想の一方で、
現場での授業作りに混乱している教師もいるようです。
2014年4月から佐賀県の県立高校でタブレット端末を使用した授業が開始しました。
その年の1月から教員は研修を行ったそうです。
導入してからはトラブルが続き大変だったそうです。
端末がデジタルなので教材もデジタル。ソフトもデジタル。ネットも使用。
システムはSEI-Netという、佐賀県独自の教育情報システムを利用しているそうです。
授業前にで教材のダウンロードが出来ずに、授業が遅延。
授業が始まると生徒にIDとパスワードの入力を求めるので、それに5分費やしたそうです。
高校の授業時間は1時間50分、授業を始めると聞いている生徒は長く感じますが
実際に教壇に立ってみると50分なんてあっという間です。
ネットを使うので、通信エラーが起こり授業が遅れたこともあったそうです。
生徒の中にはプリントがいいという声もあったそうです。
ここに全国の先生から授業におけるタブレットの活用についての感想や意見をまとめた情報サイトがあります。
タブレット活用に対する、期待と不安の両方の意見が投稿されていました。
気になった方はご覧下さい。
アナログからデジタルへの移行は、とても大変なことだと思います。
近年、教育のカリキュラムに体育の中で「ダンス」が必修になりましたね。
このときも、先生方は苦労なさったことでしょう。。
今回のデジタルへの移行もカリキュラムやシステムの運用など、確立されるのにはずいぶんと時間がかかりそうです。
では、今日はこのへんで。