
世界で、そして、この日本においても、
ECサイトとして確固たるポジションを占めつつある、Amazon。
創生期には書籍中心だった取り扱い商品も、
今やありとあらゆる商品が購入出来るようになりました。
また、音楽のダウンロード販売から始まった配信事業も、
近年、動画配信にも進出。
自社制作のオリジナルコンテンツの配信を開始し、コンテンツの充実に邁進中。
顧客サービスも、Amazonプライムに加入すると、
送料が無料となり、動画も音楽も書籍も楽しめると至れり尽くせり。
更に、将来的にドローンによる配送を実現させ、
より一層のスピードUPを図ろうとするなど、サービス強化にも余念がありません。
しかし、どんなに便利でお得なサービスであっても、
商売の一環で有る限り、何らかの意図があるのです。
それは、この資本主義経済の世界における常識です。
Amazonにも、その片鱗が見え隠れしつつあるようです。
・突然の送料無料サービス終了(Amazon日本)
今までは、Amazonプライムに未加入であっても、
発送元がAmazonなら、通常配送であれば送料は無料でした。
しかし、今月4月6日、なんの予告もなく送料無料サービスを終了。
今後は、原則350円の送料がかかる事になりました。
ただし、購入金額の合計が2000円を超えると、今まで通り無料です。
例外は、書籍関係。こちらは、今まで通り金額にかかわらず、無料のまま。
・Amazonプライムの月額料金、突然の値上げ(Amazonアメリカ)
Amazonプライムに加入しているから安心かというと、そうとは限りません。
2014年4月、アメリカのアマゾンは、Amazonプライムの年会費を
突如79ドルから99ドルへ値上げした実績があるからです。
日本では、現在の年会費は3千900円。
しかし、アメリカの年会費99ドル、日本円にして約1万2千円弱と比較すると、
ちょっと安すぎではないでしょうか?
今後、突然Amazonプライムの年会費が、
突然5千円に値上げになることだってあり得ない話ではありません。
Amazonの戦法は、強烈な顧客の囲い込みにあります。
まず、安くオプションサービスを提供し、
顧客をライバルから奪い取ってゆきます。
こうして、ライバルたちを蹴散らし、自分たちが優位に経った時、
今度は、態度を一変させて、我がもの顔の商いを展開するのです。
だからこそ、Amazonの勝手にさせないためには、強いライバルが必要なのです。
期待できるのは、ヨドバシカメラが展開するヨドバシドットコムです。
今なら、追加料金なく、日本全国送料無料を展開中。
ここでヨドバシカメラには頑張って頂いて、
私たちに便利なサービスが末永く続けて頂ける様に願うばかりです。
では、また。