
統計的に見ると、Android搭載モデルは、
iOS搭載のiPhoneよりも2倍故障しやすいんだそうですよ。
アメリカの携帯関係のサービスを専門に行う
Blancco Technology Groupの調査結果が、
興味深かったのでご紹介してゆきましょう。
(調査期間:2016年第1四半期 1月~3月)
1.モデルによるスマートフォンの故障率
・Android搭載モデル 44%
・iPhone 25%
・見事にAndroidの方がiPhoneより2倍近く故障率が高い結果です。
・特徴的なのは、Android搭載モデルの地域における故障率。
・アジア 55%
・ヨーロッパ 35%
・北米 27%
なんと、アジアがずば抜けて故障率が高くなっています。
そんなにスマートフォンを手荒く扱っているのでしょうか。
2.機種別に見る故障率
・Android搭載モデルでは、シェア率の高さを反映してか、
Samsungのモデルが全体の43%を占めています。
・モデル別の上位5位は、下記の通り。
・Galaxy S6 7%
・Galaxy S5 6%
・レノボK3ノート 6%
・モトローラMotoG 5%
・サムスンS6アクティブ 4%
・iPhoneは、モデル数が極端に少ないために、
個々のモデルの故障率は、必然的に高く見えてしまいます。
・iPhone6 25%
・iPhone5c 17%
この数値だけをみると、Androidのモデルより、
故障率が高く見えがちですが、実際にはその逆なんです。
スマートフォンも今や単なる携帯電話の域を超えて、
ネット上での決済や、カードの代わりにもなるサービス等、
生活の一部として欠かせないツールになりつつあります。
スマートフォンを選ぶ際、
美しいデザイン、多彩な機能に目を奪われてしまいがちですが、
故障しにくい信頼性の高さも、選択肢のひとつとして
重要になってきているようです。
では、また。