
Appleの製品は、デザインにも並々ならぬこだわりを持っています。
それは、スティーブ・ジョブズのこだわりといってもいいでしょう。
それゆえ、ジョブズの関わったモデルには、
彼の考える美学が反映させています。
初期のデザインをてがけたのは、フロッグデザイン。
AppleIIからPowerMacintoshシリーズ初期までをデザインしました。
デザインのルールとなったのは、「スノーホワイト」というデザイン言語です。
この言語をもとに、数々のモデルが世に出てゆきました。
しかし、ジョブズの解任とともに、終了を迎えることとなりました。
iMac以降のすべてのモデルを手掛けるのは、ジョナサン・アイブ。
彼は、20周年記念モデルのデザインにて、頭角を現し、
ジョブズ復帰以降の2007年にインダストリアルデザインの統括となりました。
皆さんが知っているApple製品の大半は、たぶん彼のデザインでしょう。
移り変わりの激しい時代の中、注目されるデザインを長きにわたって し続けることは、
とても興味深く、そしてとてつもなく恐ろしいことに思われます。
さて、皆さん。質問があります。
あなたが一番好きなAppleのデザインは、なんですか?
答えは人それぞれでしょう。
自分の答えは、iPhoneなどの最近のモデルも捨てがたいのですが、
やはり、最初に購入したマシン、Macintosh SEが一番好きです。
丸みを帯びたコンパクトな本体と、ラインを引いた面の構成がとても美しく、
今でも古さを感じないデザインは、見ていて飽きがきません。
(ちょっと持ち上げすぎでしたか・・・)
自分が持って満足できる製品をつくる。
スティーブ・ジョブズの理想が、デザインの美しさにも表れているのでしょう。
では、また。