
もはや、バブルかも。
Appleの株価が上昇を続けている事は、先日のブログでも既にお伝えの通りですが、
遂に、未知の領域へ入りつつあります。
アメリカ時間の11月25日、Appleの株価は、一時、119.75ドルにまで上昇。
株価時価総額では、アメリカの企業として史上初の
7千億ドル(約82兆5千億円)超えを果たしました。
7千億ドル。金額が大きくて、判りづらいかもしれません。
ちなみに、GDP(国民総生産)世界20位のスイスが6千500億円ですから、
それよりも多いんです。
もう、ちょっとした国家並みの規模とは、恐れ入りますね。
さて、本日は、このAppleの株式について、幾つかご紹介していきますね。
その1:Appleが株式を公開したのは、1980年12月12日。
この日の株価時価総額は、17億7800万ドル。今回の時価総額と比較すると、実に約365倍。
こうしてみても、Appleの急成長ぶりが判ります。
その2:株価時価総額では、トヨタ自動車の3.3倍
日本の株価時価総額のトップは、トヨタ自動車。その額は、約25兆円。
トヨタもかなり大きいはずなのに、この3倍以上とは。
その3:ティム・クックがCEOとなってから、株価時価総額は倍に。
ティム・クックがCEOになると発表された2011年8月24日、
この時の株価時価総額は3480億ドル(約41兆円)。
今回、株価時価総額が7千億ドルに達したという事は、
株価時価総額が倍にまでで上がった事になります。
ティム・クック、恐るべし。
その4:個人筆頭株主は、Apple会長 アーサー・D・レビンソン
現CEOのティム・クックが保有するApple株数は、個人では2番目。
個人筆頭株主は、スティーブ・ジョブズが亡くなり、
空席となった会長職についた、アーサー・D・レビンソン。
会長といっても、執行責任はありません。
その5:株価指数として有名なNYダウに選ばれていない
経済ニュースで良く耳にする ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)の
指数の元となる30社にAppleは入っていません。
突出しているので、平均株価を知る為にはバランス的に悪いのでしょうか。
いかがでしょうか。
意外な事実に驚かされたかもしれません。
例えば、Appleに会長職があったなんて、自分もすっかり忘れておりましたよ。
では、また。