
Appleがかねてより取り組んでいるコラボが、(PRODUCT) REDです。
今までも、iPodやiPhone6やiPadのケースの(PRODUCT) REDバージョンを発売しておりましたから、ご存じの方も多いでしょう。
REDは、U2のボノが発起人が努める、世界的なプロジェクト。
協賛する企業は、(PRODUCT) REDとコラボした商品の売上げの一部を、
グローバルファンドである、世界エイス・結核・マラリア対策基金に寄付し、支援を行っています。
単なる慈善事業とは違い、参加する企業のリソースを生かし、
企業と基金のどちらにもメリットのあるプロジェクトを目指しているのです。
そのプロジェクトの一環として、世界エイズデーである12月1日を中心に、
Appleでは、キャンペーンが行われています。
世界エイズデーの本日12月1日に、
Apple StoreとApple Online Storeで販売された全てのApple商品の収益の一部を、
REDへ寄付します。
更に、期間限定で、(PRODUCT)REDに参加するアプリケーションの売上金額の全額も
同様に寄付されるのです。
欧米では、中世の貴族の時代から伝わる、
ノブレスオブリュージュ(高貴たる者の義務)として、こうした活動を行う事は、
大きな企業として当たり前とされてきました。
ただ、Appleがこのように大きなキャンペーンとして展開しているのは、
かつてはあまり考えられませんでした。
最近ダークサイドな話の多いAppleの、エンジェルな部分。
やはり、現CEO ティム・クックになってから、顕著です。
なにかとスティーブ・ジョブスと比較されるティム・クックですが、
社会にコミットしてゆこうとする姿勢は、Appleの一ユーザーとして
むしろ応援してゆきたいと思います。
あなたはどう考えますか?
さて、自分の厳しいお財布の中、何が変えるかしら。うーん。
では、また。
おまけ:数年前から、世界エイズデーのこの日、
世界中のApple Storeでは、Appleのロゴマークを赤くライトアップしているんです。

Apple Store 表参道 今日の模様(From:GIZMOOD)
日本では、渋谷と銀座、表参道で行われているので、
お近くにお寄りの方は、ぜひお買い物がてら立ち寄ってみてくださいね。