
iPhone6でディスプレイとして採用されると噂されていた、サファイアガラス。
強度も、今までのゴリラガラスの比ではないとも言われ、注目されていたんです。
しかし、iPhone6が登場してみると、ゴリラガラスの改良版が採用されるという結果。
その後、サファイアガラスのサプライヤー GT Advancedの破産騒ぎもあり、
Appleも、iPhoneへの採用は諦めているのかと思っていました。
一部報道によると、iPhoneの組立で有名なFoxconnが
ディスプレイ工場を建築する予定があり、
その工場で生産するのが、サファイアガラスだと言うんです。
もし、この報道の通りだとすると、Appleはサファイアガラスを諦めていないようです。
品質のコントロールが難しいと言われるサファイアガラス。
今度は上手くゆくのでしょうか?
事実、iPhone6での採用を止めたのも、
GT AdvancedがAppleに納品できたサファイアガラスが、
契約数のなんと10%に満たなかった事にありました。
(実は、この辺の経緯のドタバタっぷりが凄いんです。別の機会にお話ししますね。)
Appleからの信頼も厚いFoxonn。
このオーダーがこなせば、サファイアガラスのサプライヤーとして収益の向上が望めます。
Appleにとっても、コントロールしやすいFoxconnで安定した生産ができるようになれば、
サファイアガラスの採用が予想される新しいiPhoneやApple Watchの生産で
有利となる事でしょう。
今後も、サファイアガラスの動向からは目が離せませんね。
では、また。