
最近のAppleユーザーの方はご存じないかもしれませんが、
かつて、MACWORLD Expo/Tokyoという展示会が日本で行われておりました。
年1回、2月の後半がお約束でした。
Apple 以外にも、数多くのソフトウェアメーカーや
周辺機器を販売するハードウェアメーカーの展示が並ぶ、盛況なものでした。
その当時には、まだApple Storeはなく、
専門店以外で実際に触れる機会はなかなかありませんでしたから、
商品を見て、触る事のできるイベントは、毎回楽しみでした。
1999年からは、スティーブ・ジョブズ本人が来日して、基調演説を行っておりました。
では、そのムービーの幾つかを見てゆきましょう。
最初は、1999年の基調演説・冒頭部分。スティーブ・ジョブズ初めての日本での基調演説です。
いきなり、2001年宇宙の旅でおなじみのHAL 9000が登場します。
真打ちはその後に登場ですよ。
次は、翌年2000年の基調演説から。
iBookのSpecial Editonや開発中のOSXのデモンストレーションが、日本で初めて行われました。
最後は、翌々年2002年。これが、日本での最後の基調演説になりました。
あれ、ジョブズ、若干ふっくらしているような気が・・・
EXPO限定で、Appleがキャンペーン用のポスター等を配っていたこともありました。
今でもそうですが、Appleはほとんどオリジナルグッズを配布しませんから、
それは貴重なものでした。自分も並んでもらった記憶があります。
確か、iMacのポスターだったと思います。
他にも、ユーザーグループが小さなブースを構えていて、
ユーザー同士の交流の場にもなっておりました。
しかし、この展示会の陰の主役は、Apple製品を取り扱う専門店の販売ブース。
EXPO用の目玉商品や掘り出し品がバラエティ豊かに販売されておりました。
中でも、終了間近の投げ売りは尋常ではなく、
そんな価格にして大丈夫なの?とこちらが心配する程でした。
それはまるで、お祭りの露天のようでもありました。
※参照:下記のサイトでは、写真の紹介が有りました。雰囲気を感じてください。
・Macworld EXPO Tokyo 2/18 report – Macお宝鑑定団
・行ってきました。mac world expo / tokyo 2001
そんなお祭りも、2002年で終了してしましました。
今も時折、懐かしく思い出す事があります。
とても熱気に溢れていたあの時の事を。
すみません。ちょっと感傷的になってしまいました。
本日は、この辺で。
では、また。