
今回のタイトルを見て、
察しの早い方はお気づきかもしれませんが、デジタルカメラのお話しです。
今回、AppleがNikonを抜いたのは、画像共有SNSのFlickrにおける、
2014年に投稿された画像で使用されたカメラのメーカー別シェアです。
それでは詳しく見てゆきましょう。
1.メーカー別シェア
・冒頭でもお伝えした通り、2013年3位だったAppleが、
2014年では、Nikonを抜き、2位にランクアップしています。
ただ、驚く事に、3位に下がったNikonも、実際のシェア率は逆に伸びています。
これは、上位5社とも同様で、下位メーカのシェアを奪いつつ、
この5社による寡占化が進みつつあることを意味しています。
特に顕著なのが、Samsungです。
下のシェアの推移を示したグラフで見ると、より分かり易いですね。
2.カメラ機種別シェア
・こちらは、iPhoneが上位4位までを独占しています。
沢山のラインナップを持っているカメラメーカーには、
分が悪いかもしれません。
Flickerは、プロのカメラマンにも投稿している事でもよく知られています。
こうしたSNSにおいてさえ、iPhoneをはじめとするスマートフォンを
使用するユーザーが増えてきているのは、興味深い事です。
カメラの性能向上により、スマートフォンでの撮影が
ごくごく自然な時代になってきているのでしょう。
今や携帯電話というだけでなく、様々な機能をもつスマートフォン。
一度使い始めると、無くてはならない存在になりつつあります。
ちょっと怖い気もしてきますね。
では、また。