
絶好調なiPhoneシリーズの恩恵を受けて、
App Storeも好調をキープ。安定した売上をAppleにもたらしています。
その好調さをささえるのは、豊富なアプリの数々。
毎日新しいアプリが、続々と登録されています。
昨年の12月時点において、
App Storeに登録されたアプリの数は137万にものぼります。
なんとも途方もない数です。
これだけの数のアプリがあるという事は、
何とかAppleの審査をクリアして、App Storeに登録されても、
殆ど人の目に触れないアプリもまた数多くあるのでは?と思いますよね。
アメリカのadjust社が調査した結果があるので、見てゆきましょう。
1.App Storeのトップ300に、調査期間の2/3の間、ランクインしているアプリの割合
・2014年1月 26% (全アプリ数:約89万)
↓
・2014年12月 17.2% (全アプリ数:約137万)
数値で見せられると、驚きです。
登録されたアプリのおよそ8割は、人に知られないままなのです。
2.1をジャンル別に見た割合の上位&下位3ジャンル
・上位3ジャンル
・天気 50% (全アプリ数:約8千)
・ニューススタンド 48% (全アプリ数:約1万6千)
・ナビ 30% (全アプリ数:約4万)
・下位3ジャンル
・ビジネス 9% (全アプリ数:約19万)
・ライフスタイル 15% (全アプリ数:約25万)
・教育 15% (全アプリ数:約22万)
上位と下位の差がはっきりしています。
専門性の高さが必要な天気やニューススタンドは、
アプリ登録者も限られる為、半数近くは認知されています。
それでも、既に3位のナビでは、認知度が3割と下がっているのが印象的です。
いかがですか。
App Storeの激戦ぶり、感じて頂けたでしょうか。
それ故、こんな禁じ手に走ってしまう業者もいるようです。
場所は中国。資金を投じて、自社のアプリを購入。
レビューの☆を5つ星にして、
絶賛コメントを登録している処といいます。
こうすると、見せかけの人気アプリのできあがりです。
いやはや、恐るべし。
では、また。
(参照:Tech Crunch、gori.me)