
世界一のインターネット検索サイトといえば、誰もが知っているGoogle。
Appleとは長きにわたり、良好な関係を保っていました。
しかし、Androidの開発が明らかになった辺りから、雲行きが怪しくなります。
今では、関係は冷え切ってしまい、GoogleMapに対抗するように、
iPhoneの純正アプリに「マップ」を導入するなど、
Google離れを打ち出すまでになっています。
そんな中、AppleがさらにGoogleの領域へ踏み込もうとしていると
思わせるニュースがありましたので、ご紹介しましょう。
ニュース・その1:Apple、純正アプリのマップに、
ストリートビュー機能を搭載? 撮影車両が目撃される。
・アメリカ サンフランシスコ州にて、
複数のカメラとセンサーを搭載した謎の車両を、地元メディアClaycorが目撃。
CBSによると、Appleがリースした車両であるとの事。
これが、その撮影車両。
確かに、Googleのストリートビュー用撮影車両に似ていますね。
今すぐではないにしろ、Appleがストリートビュー的な機能を
純正アプリ「マップ」へ搭載しようとする試みが行われているのは、
間違いないようです。
ニュース・その2:Appleが、 検索に革命を起こす?
Apple Searchプロジェクト、求人募集中
・Appleが自社のサイトで、
Apple Searchという謎のプロジェクトの求人を開始しています。
求人内容は、このプロジェクトのマネージャー。
プロジェクトの詳細は、はっきりとは書かれておりませんが、
「数億人のユーザーをサポート」するプロジェクトであるといいます。
「パーソナルコンピュータやモバイルの使用方法に
革命を起こす」ものなのだとも。
・ちょっと漠然とし過ぎていますので、真意を掴みかねますね。
もしかすると、Macintosh内のデバイス検索を行うSpotlightの
単なる発展形なのかもしれません。
しかし、「革命を起こす」と言う程のプロジェクトであれば、
単なる検索ではない、優秀な執事のようなものを期待してしまいますね。
ご紹介したニュースは、いずれもまだ試みの段階ではありますが、
個人的には、Appleの隠された野心が透けて見えた気がします。
近い将来、Appleが自社製品に、自社の検索エンジンを搭載する事まで
視野に入れているのではないかと。
では、また。