
インターネットが普及する前、Apple、特にMacintoshの情報を入手する手段と言えば、
Macintoshの情報をメインに取り扱う専門誌が頼りでした。
特に1980年後半から90年代の前半には、数多くの専門誌が現れては消えてゆきました。
記憶に残るMacintosh専門誌を、いくつか取り上げてゆきます。
多くの方は見たことがない雑誌ばかりです。
まずは、MAC+。
日本で最初のMacintosh専門誌でした。
1986年、アメリカのMAC WORLD誌の日本語版として創刊しました。
だから、創刊号の名前は、MAC WORLDでした。
2号目にして、名前を変更する事になるという憂き目に遭い、
その後幾度となく名前が変わった後に、フェードアウトしていきました。
次は、90年代、Macintosh専門誌の代名詞だった、MAC LIFEです。
MAC+の翌年、1987年に創刊されました。
記事も読み応えがあり、紙面のデザインも凝っておりました。
毎月買い求めておりましたが、突然、2001年版元が倒産。
あえなく廃刊となってしまいました。
その後のAppleの歴史を知っている自分としては、
MAC LIFEならどんな切り口で紹介してくれたのかと思うと、
残念でなりません。
3つめは、カルトな人気を誇っていた、MacJapan Bros です。
MacJapanという雑誌がActiveと、このBrosに分かれて誕生しました。
その誌面は、Macの情報よりも、サブカルな内容が中心という
カオスなものでした。表紙も、話題のアイドルが登場していて、
まさに、Macintosh専門誌界の異端児でした。
でも、毎月の発売が楽しみな一冊でした。
最近、こんな雑誌は見なくなってしまい、残念です。
他にも、たくさんご紹介したいのですが、今日はこの辺で。
では、また。
おまけ 余談ですが、
最近、あまり雑誌を読んでいないことに気づきました。
まず、ネットを見ていることが当たり前になっているんだぁと
改めて思い知りました。移動中、スマホが手放せないものなぁ・・・・。