
あなたの知っているスティーブ・ジョブズとは、どんな人でしょう?
これからご紹介する本は、その思いを覆してしまうかもしれませんよ。
そのタイトルは、
The Evolution of a Reckless Upstart into a Visionary Leader
(スティーブ・ジョブズになる。
無謀な成り上がりが、洞察力のあるリーダーになるまでの進化とは)
タイトルからして、ちょっと刺激的ですね。
無謀な成り上がり(Reckless Upstart)ですもの。
この本では、
ジョブズと関わりのあった数多くの人へのインタビューを通して、
彼の真の姿を描き出そうと試みています。
ちょっと中身をご紹介してゆきましょう。
驚きの連続です。
その1:ジョブズは、テレビに興味がなかった?
今までジョブズは、テレビを再定義する事に
関心があると言われてきました。
しかし、Appleのデザイン責任者である
ジョナサン・アイブによると、
テレビに全く関心がなかった!との事。
あれれ。Appleの新しいテレビ、楽しみにしていたのに。
これでは実現しないわけです。
その2:ジョブズは、ティム・クックからの肝臓移植の申し出を断っていた。
ガンの闘病中に、自分の肝臓を移植してくださいと申し出たティム・クックに、
「手術は絶対にしない」と、烈火のごとく怒ったそうです。
一説には、自分の体に手を入れられるのがいやだったとも言われるジョブズ。
この時、もし移植を受け入れていたら、
まだ存命だったのかもしれないかと考えると、
悔やまれますね。
この本の筆者の一人、ブレント・シュレンダーは、
アメリカのForbesやWall Street Journal等で活躍し、
ジョブズとも長年親交がありました。
インタビュアーも彼だったとの事。
そんな彼が携わったこの本。
もっと、読んでみたいと思うのですが、
現時点では、日本語版の予定は未定のようです。
どこかの出版社様。
日本語版書籍化、
どうかよろしくお願い致します。
では、また。