
おいしい話には気をつけろ、とはよく言われます。
しかし、こうした甘言に弱いのも、
私たち、ひとという生き物だったりします。
なぜ、このような話をしたかと言いますと、
最近、Apple Watchを無料でプレゼントするという話をエサにした、
フィッシングサイトが海外で現れはじめているのです。
手口は様々ありますが、
極悪なものでは、Facebookの利用者を紹介させ、
その人数に応じて、プレゼントされるモデルが
ステップアップするものもありました。
なんと、Editionモデルも無料プレゼントの対象になっていたとか。
まぁ、普通に考えれば分かりますが、そんな事はあり得ません。
本体価格が1万ドル(約130万円)もする様な商品を、
簡単にプレゼントするわけがありません。
日本だったら、ちょっとした企業の
プレゼントキャンペーンが展開される程でしょう。
幸いにも、まだ日本語サイトでの
Apple Watchのフィッシングサイトは発見されておりません。
しかし、海外のサイトの履歴を見ると、
日本からのサイトへのアクセスが、全体の3割ほどあったそうです。
タダでApple Watchが手に入るならというお気持ちは
理解出来ない事もありませんが、
登録した結果、個人情報を抜かれたり、
ウィルスやマルウェアを仕掛けられたりと、良い事はありません。
もし、このようなサイトを見かけても
一か八かのような甘い考えで、
絶対に登録するのは止めましょう。
では、また。