
驚いた事に、またもや前回お話ししていた予測の一つ、Beatsの買収、
正式に、Appleから発表がありました。
買収金額は30億ドル。日本円にして、およそ3000億円!になる、
買収好きなAppleでも、今までの中で最大規模の買収です。
これで、WWDCでのテーマは、確実に1つ決まりましたね。
さて、今回の買収で、
Apple はどう変化してゆくのでしょう?
今のところ、beatsのブランドは、そのまま維持してゆくようです。
それは、当然のことでしょう。
せっかく、ポップカルチャーのアイコンとして
定着しているものを捨てる理由がありませんから。
一番ありそうなのは、iPhoneやiPodの純正ヘッドフォンが、
beatsのテコ入れで、もう少しましなものになりそうですよね。
また、オプションで、beats仕様が選べるというのもあり!かも。
今回の買収のポイントは、beatsのもう一つの顔、
beats musicにあると思います。
beats Musicが行っているストリーミング配信への参入云々については、
既にいろいろなニュースでお偉いアナリストの方々が語られているので、
そちらにおまかせしましょう。
というのも、この買収劇を受けて、
確信というのではありませんが、感じた事がありました。
Appleも、これからのメインユーザーである若者との間に
乖離が起きつつあると感じているのではないかと。
そこで、新たな血を取り込み、新たな化学反応を起こそうとしているのではと。
さあ、このチャレンジが、次の世代のAppleの足がかりになるよう、
私たちAppleユーザーも生暖かく(笑)
見守ってゆきましょう。
では、また。