
何だかありがたみも増しているような。
キリスト教の最高位とされる、ローマ教皇フランシスコ氏が使用していたiPadが、
チャリティーの為、オークションに出品されておりました。
ローマ教皇とiPad。ちょっと意外な組み合わせです。
教皇様も、タブレットお使いになられるんですね。
こちらが、出品されておりましたiPad。
法王ご本人なのか、それともお付きの方のご指定かはわかりませんが、
外付けのキーボードをご利用されておられていたようです。
なかなかに通なお使い方ですね。
背面には、教皇様のお名前の刻印がなされている貴重なもの。
もちろん、証明書もついています。
このiPad、ウルグアイのThe Castellsというオークションで出品され、
落札価格は、3万5千ドル。
日本円に換算すると、およそ420万円と、これまた破格。
このオークションの落札者は、
教皇ご本人から、世の中に役立つようにと直接手渡されたとの事。
結果、落札したiPadは、ウルグアイの高校に寄贈され、
落札金は同じくウルグアイの学校へ寄付される事になりました。
とかく、宗教とテクノロジーとは、
両極におかれる事が多いのですが、こうした協力は、素晴らしい事ですね。
では、また。
おまけ:今回、「ローマ教皇」とお呼びしておりましたが、
あれっ?と思われたかもしれません。
日本では、一般的に「ローマ法王」と呼ばれていますが、
正式には、「ローマ教皇」とお呼びするそうですよ。