
ガラクタばかりと思っていたら、実はお宝が眠っていたなんて、
どこぞのおとぎ話?くらいあり得ない話が、まさかの現実になりました。
その舞台となったのは、アメリカ カリフォルニア州のリサイクルショップ Clean Bay Area。
ひとりの老婦人が訪れ、なくなった旦那さんの遺品を処分してほしいというのです。
それは、ガレージにしまわれていた家電製品たち。
要らないので、引き取ってほしいとの事。
一見すると、あまり価値のなさそうなものばかり。
そのご婦人、いろいろ思うところがあったのでしょうか、
受け取りの署名も、連絡先の登録もせずに、
立ち去ってしまったそうです。
そんな扱いだったので、ショップの店員達もあまり関心が無く、
そのまま数週間ほったらかしになっておりました。
しかし、その遺品を調べてみると、実は驚くべきものが眠っていたのです。
ほんのわずかしか生産されず、現存する台数はごくわずかしかない、
Apple幻の初号機 Apple Iです。
最終的には、個人のコレクターが20万ドル、日本円にして約2400万円で買い取られたのでした。
驚いたのは、ショップ側。
最初は、本当にコンピュータなの?と疑っていたような品が、
ビックリするような値段で売れてしまったのですから。
現在、このショップでは、売上の半分である10万ドルを
ご婦人にお返ししたいと、呼びかけています。
Clean Bay Area blog : CleanBayArea on NBC to give $100,000 back to the owner of Apple 1 computer
もしかして、あなたの家の押し入れにも、もの凄いお宝が眠っていたりして。
ちなみに、自分の家にはありませんでした。残念。
では、また。