
こんなところにも、ギリシャ危機の影響が?
今、ニュースを騒がしているギリシャ危機。
ギリシャの一挙手一投足に世界の注目が集まっています。
現在のギリシャは、金融機関の資金が枯渇してしまわないよう、
法律によって資金の移動が規制され、
銀行口座が凍結されているような状態にあります。
その影響は、生活のあちこちに現れています。
中でも、クレジットカードの決済ができなくなっているのは,由々しき事態です。
口座には、決済に必要な残高があるのに、決済が行えず、
国が無理やり遅延させているような形になっているのです。
その為、ギリシャ国内のAppleのサービスにも影響が現れています。
一例として、カードの決済ができない為に、
iCloudの支払いができず、自動的に解約扱いにされてしまったという話も。
もちろん、解約時にはiCloudの中のデータも消されてしまったそうなんです。
これはたまりません。
自分の過失なら諦めもつきますが、
国が原因ではどこに怒りをぶつけてよいやら。
赤字国家の日本も、いつかこうなったらと考えると、空恐ろしくなります。
そんな中、ジョークとも言い切れないような話がありました。
Appleがギリシャに融資?をするのではないかというのです。
そんな馬鹿な?と思うでしょうが、これには根拠があるのです。
現在、Appleをはじめマイクロソフトやグーグルなどの大企業の多くは、
法人税の軽減を目的に、第3国を経由した帳簿処理を行っています。
その処理を巡って、欧州委員会などから目を付けられており、
多大な追徴金を支払わなくてはならない可能性があります。
ならば、ギリシャに融資を行って、
その見返りとして、法人税の優遇処置を認めてもらおうという
ウルトラC的な手段を取るのではないかというのです。
ちょっと強引な話ではありますが、可能性はゼロでは有りません。
一国の借金を、私企業が立て替えるなんて、おかしな話ですけど。
いっそのこと買収しちゃったら、面白いかもしれませんよ。
では、また。