
ごまかしは許しません!
高級ブランデーでその名を知られるレミーマルタンが発表した、
ボトルの管理システムが注目を集めています。
Rémy Martin Club Connected Bottleと名づけられたこのシステムは、
ボトルのキャップにNFCのタグを仕込んでおり、
スマートフォンと専用アプリによって、
ボトルが開封されていないか、本物かどうかが確認出来るようになっています。
一体、どんな仕組みになっているのでしょう?
これには、SELINKO社の技術が採用されています。
キャップに仕込まれたNFCタグと、
シール部分に内蔵されたアンテナが接続しており、
シールを開封するとアンテナが切断され、新たな信号が発信されるのです。
この信号をスマートフォンで受け取り、判別する仕組みなのです。
このシステムが持つメリットは、蔓延する偽物の流通を防ぎ、
ブランドイメージを守る事にあります。
レミーマルタンが、このシステムを最初に導入する予定の国が
中国ということからも、よく分かりますね。
SELINKO社のサイトを見ると、
このNFCタグの管理システムは、こうしたアルコール以外にも
化粧品やバッグなどと幅広く展開をしているようですよ。
ただ1つ残念なのは、iOS対応じゃない点です。
このシステム、iPhoneユーザーの多い
日本人には絶対ウケそうな気がするのですが。
皆さん、どう思います?
私は、酒場で、皆がワイワイと騒ぎつつ、
ボトルに向かって、iPhoneをかざす姿を想像してしまいました。
では、また。