
コピー。パクリ。模倣。
優れたアイデアやデザインは、後追いするものが現れるものです。
Appleの商品の歴史は、他社によるコピーとの闘いとも言えるかもしれません。
古くは初代iMacの頃から、現在のiPhoneに至るまで、
いろいろなメーカーに模倣されてきました。
世界中の裁判所で繰り広げているSamsungとの係争は、
ニュースで報道される事も多いので、ご存じの方も多いかもしれません。
最近、特にAppleのコピー度合いが高いと囁かれるのは、
中国のXiaomiです。
これを見てください。
左がXiaomiのMi4、右がAppleのiPhone5S。
ソックリでしょ。
Xiaomiのコピーは、これだけじゃないんです。
詳しくは、下記のリンク先を見て頂くと分かりますが、
もはや、真似ていないところを教えてくださいと言ってしまう程です。
そんな中、Xiaomiの副社長、Hugo Barraは、Bloombergのインタビューで
開き直りとも思えるような発言をして、話題を集めています。
この中で、「スマートフォンのデザインは似通ってしまう」と持論を展開。
「スマートフォンの四隅を丸くし、 どこかにホームボタンをつける必要がある」
「そんな当たり前のデザインを、ある会社が主張するなんて、おかしい」
ちょっとぼかしているものの、
iPhoneのデザインに似せているのではないんだと言うのです。
ちょっと強引ですけど。
今や、中国国内ではAppleと肩を並べるシェアを持つXiaomi。
将来に向けて、イメージアップを図りたいところなんでしょうが、
あまり効果がなく、かえって悪あがきに見えます。
本体の性能は優れているとも言いますし、
ちょっと残念な感じがします。
もっとXiaomiの個性が出てくるといいと思うのですが、
どうでしょう?
では、また。