
今年の初め、AppleがTitanという名で
自動運転車を開発中らしいとのニュースが話題を呼んでいたのは、
記憶に新しいところです。
その後具体的な話もないままでしたが、
Appleが採用した人物によって、この話題が再燃しています。
彼の名は、Doug Betts。
自動車メーカー クライスラーで、品質管理を担当する責任者でした。
クライスラー以外にも、日産やトヨタ、ミシュランにも在籍したことがあり、
自動車業界で25年間エンジニアとして勤めあげた人物です。
Appleでの彼の肩書きは、Operationsという漠然としたもの。
それ故、憶測を呼ぶ結果になっています。
さらに、Appleが自動車関係のエンジニア達を多数採用している事も相まって、
Appleがいよいよ自動車開発に本腰を入れているのではとの
憶測が飛び交っています。
相変わらず、この件についてAppleからのコメントはなく、
真偽の程は不明なままです。
今までのニュースを洗い直してみても、
多額の研究開発費をかけて、
自動車関係の「何か」を開発している事は推測できるのですが、
それが本当に自動車そのものかどうかとなると、決定打に欠けるのです。
テスラの前例もありますから、
自動車業界への参入は、ハードルが低くなっています。
だからこそ、Appleが参入する事もありえるでしょう。
しかし、個人的には、現代の自動車という枠に収まらない、
一歩先に進んだ個人的な移動手段としての車を、
Appleには開発して欲しいと思ってしまうのです。
では、また。