
いよいよ、ここまで来たんだなぁ。
そこで発表されたデータによると、2015年第3四半期(4月~6月)に、
iPhoneを約4,753万台、iPadが約1,093万台、
合計5,846万台のiOSデバイスが販売されています。
この数値を今までのデータと合算すると、
昨年2014年7月から今年2015年6月までの1年間では、2億7,973万台となり、
これに、販売台数の公表されていない、iPod Touchの分を考慮に入れると、
およそ3億台のデバイスが販売されている事になります。
アメリカのベンチャーキャピタルAndreessen Horowitzの創業者の1人、
Benedict Evansのツイートによると、この販売台数は、
同じ時期に販売されたWindowsデバイスの販売台数と肩を並べるものだとの事。
Symbolic: iOS unit sales are now matching Windows PCs. pic.twitter.com/4qsNg3ntYW
— Benedict Evans (@BenedictEvans) July 22, 2015
近頃、パソコンが売れていないと言われてはいましたが、そこまでとは。
確かに、某コーヒーショップでこれ見よがしにノートパソコンを開いている人が
減った気がしていたのは、あながち間違いではなかったようです。
確かに、メールチェックならスマートフォンで十分ですし、
ちょっとした軽作業ならタブレットで済ませられますから、
無理して高いパソコンを購入する意味が薄れつつありました。
かつて、デスクトップパソコンがノートパソコンの立場を奪い、
今度はノートパソコンの存在意義を、
スマートフォンとタブレットの新興勢力が奪いつつあるのは、
この時代を歩んできた私にとって、感慨深いものです。
この先にはどんなデバイスが待っているのでしょうか?
行き着くところは、やはり神経とネットの直接接続なんでしょうか?
それはそれで便利そうですが、隠し事ひとつできない感じで怖い気もします。
※今回ご紹介したBenedict Evansさん。
実は、面白いキャリアの持ち主です。
よろしかったら、下記リンクの記事も読んでみてくださいね。
Tech Babies: Andreessen Horowitz、シリコンバレーのベンチャーキャピタル業界に現れた超新星
では、また。