
こんにちは。本日も、Appleについて振り返って参りましょう。
さて、前回お話致しました通り、Macintosh発売後のAppleは、波乱の時代に入ります。
Macintoshの販売不振、自分が招き入れたジョン・スカリーによるスティーブ・ジョブズの解任等々。
迷走する経営陣の為、Appleはかつての輝きを失いつつありました。
そんな中において、誕生したのがPowerPCを搭載したモデル、
PowerMacintoshシリーズです。
PowerPCは、それまでのCPUを供給していたモトローラとIBM、Appleの3社が
共同して開発したCPUで、将来的に幅広いマシンへの導入を目論んでおりました。
その先駆けとなったのが、このPowerMacintoshシリーズでした。
それは、新生Appleを印象づけようとしていたのかもしれません。
Appleの歴史の中で、特筆すべき事柄の1つに、CPUの切り替えの多さがあります。
初期は、モトローラ。その次は、PowerPC。そして、現在まで続くインテルです。
いろんな思惑が絡んでいるとはいえ、この切り替えは、多すぎですよね。
ただ、インテルを採用した副産物として、Windowsを起動できる環境 boot campが
生まれた事は歓迎すべき事でした。
PowerMacintoshシリーズは、その後PowerMacと名前を変え、
その後、2006年にインテルを採用するまで続く事になります。
では、また。