
直訳すると、「伝道師」という、この一風変わったポジションは、
AppleがIT業界にもたらしたものの1つです。
とかくわかりにくく避けられがちな技術的な内容を、
社内外に対してわかりやすく伝える役目を持った人の事です。
いわゆる広報とは違いますが、著名なエヴァンジェリストともなると
それに匹敵する影響力を持つ事になりました。
Appleのエヴァンジェリストの中でも、
特にその名を知られるのが、伝説的なエヴァンジェリストとも言われるガイ・カワサキ氏です。
Macintoshの立ち上げの際、数多くののソフトウェアをリリースさせる事に尽力しています。
※彼についておもしろい記事がありました。
Long Tail World 僕がスティーブ・ジョブズから学んだ12の教訓
どうです、このストレートなもの言い。彼の人柄がよく分かりますね。
Appleは、Macintoshの発売時に、彼のようなエヴァンジェリストを擁して、
Macintoshが市場において認められるよう、尽くしました。
その後を追従するように、マイクロソフトを始めとするIT企業において、
エヴァンジェリストが誕生してゆき、今ではごく当たり前のものとなりました。
日本におけるエヴァンジェリストはおりません。
しかし、その役割を担った方の1人として、林信行氏がおられます。
様々なメディアでAppleとMacintoshの記事を書かれ、
啓蒙に努められています。
※以前、日本のマイクロソフトで、Macの記事を書かれていたこともありますよ。
Microsoft ofice:mac :Apple’s Eye
個人的には、Appleのムービーに、広島弁をしゃべらせた彼に、
エヴァンジェリストの称号をあげたいです。
喋る言葉が違うだけで、どうしてこんなに違うんでしょ。
より、親しみやすさが10倍増し!な感じです。
他にもこの吹き替えシリーズがあるので、気になる人はこちらへ。
では、また。