
昨年のAppleを振り返ると忘れてはならないキーワードがあります。
Force & 3D Touchです。
これまでのインターフェイスに
新たに「押す」という要素を導入し、話題となりました。
昨年発売されたAppleの数々の新商品に搭載され、
今後のAppleのスタンダードとなってゆきそうです。
しかし、です。
よ~く思い出してみてください。
肝心なあの商品に、3D Touchが搭載されていない事を。
そうです。
iPad Proには、3D Touchが搭載されませんでした。
これは一体、どうした事でしょう。
Appleのキープロダクトのはずのこの機種に、
キーテクノロジーとなるであろう3D Touchが
搭載されなかったのです。
ここからは憶測になりますが、
現時点において、3D Touchは大画面に
対応出来ていないと考えられるのです。
確かに、iPhoneとiPad Proでは、
ディスプレイの面積が全く異なります。
故に、ディスプレイにかかる力を検知する面積も、
振るわせる為に必要な力も、iPad Proの方が大きくなります。
ディスプレイのどこででも指先の力を検知し、
ディスプレイを振るわせる力に耐え、さらに故障せずに
長期間使用出来るようにするという条件を
満たし切れていないのかもしれません。
今年は、iPad Airのニューモデル、Air3が発売されると噂されています。
それまでには、何とか3D Touchが搭載されるとよいのですが。
もし、搭載されなかったら、当分の間、3D Touchは、
タブレットのような大画面への搭載は期待できないかもしれません。
その答えは、iPad Air3が発表されるまで、お預けです。
では、また。