
昨年からずーっと言われ続けている噂のひとつに、
次のiPhoneではヘッドフォン端子がなくなるという話があります。
私も、次期iPhoneのものとされる流失写真を見る時には
必ず底面の部分が気になってしまいます。
ヘッドフォン端子があるのかないのかって。
これだけ、関心を集めているヘッドフォン端子のなりゆきですが、
実際にiPhoneからヘッドフォン端子がなくなると、
ユーザーの私たちにどんなメリットがあるのか、皆さんご存じですか?
メリット1:iPhoneがさらに薄くなる
・やはり、最大のメリットはこれ。
ヘッドフォン端子は、規格によって太さが定められています。
ですから、ヘッドフォン端子がある限り、その太さより薄くする事は出来ません。
この制約が取り払われれば、より本体の薄さを追求する事が可能になります。
メリット2:高音質化
・ヘッドフォン端子に音声を出力する場合、
デジタル処理されていたものをアナログに変換する必要があります。
この変換に必要な回路の性能が、これまでiPhoneの音質を左右していたのです。
この回路がなくなり、デジタルのまま出力できるようになると、
音声のアナログ処理をヘッドフォン側で行える様になるため、
より高音質化が実現できます。
加えて、iPhoneが未対応だったハイレゾ音源にも対応、
iPhoneでの音楽再生がより高音質で楽しめます。
メリット3:iPhone本体から、ヘッドフォンに電力供給出来る
・ヘッドフォンの接続にライトニングケーブルを使用すると、
iPhoneからヘッドフォン側に電力を供給出来るようになります。
近頃、注目を集めているノイズキャンセリングヘッドフォン。
周囲の騒音を抑え、適度な音量で音楽を楽しめる事から、
ユーザーを集めつつあります。
しかし、そのネックとなっていたのは、バッテリー。
大きさと重さをどう取り回すのかが悩みの種でした。
でも、iPhone本体から電力が供給されるのなら、
もうバッテリーのことを考える必要がなくなるので、
小型で軽いモデルが数多く登場するに違いありません。
ヘッドフォン端子の廃止がきっかけで、
ノイズキャンセリングヘッドフォンがブレイクしたりするかも。
どうですか?
こうして見てみると、メリットだらけです。
今までのヘッドフォンユーザーの為には、
おそらくオプションでアダプタによる対応もあるでしょうから、
さほど不安に感じる事はないと思うのです。
さぁて、本当に次のiPhoneで、ヘッドフォン端子はなくなっているのか?
例年の予定通りなら、今年9月に発表されるはずです。
楽しみに待つ事にしましょう。
では、また。