
Appleが今月27日に発表したところによると、
プロ向け画像処理アプリ Apertureの開発はしないとの事。
来年2015年に登場する Photosへ、道を譲る事になりました。
確かに、その予兆はありました。
最後にバージョンアップされたのは、2010年2月。
どんなに鈍感な人間でも、これは推されていない事は判ります。
ただ、Final Cut Pro同様、プロ向けのアプリとしての位置づけ故、
何かしらの展開を望んでいた事も、また事実です。
Final Cut Proは、Final Cut ProXとして、リファインされたように、
このままでは終わらないと。
特に、後発のAdobeのPhotoshop Lightroomの機能が充実してゆくのを
見るにつけ、その思いを強くしていました。
しかし、決断は下されました。
Apertureは、Final Cut Proのように、プロからの指示を集める事ができなかった。
そういうことなのです。
さsらに、Photosは、一般向けのiPhotoをも吸収し、
唯一のApple純正、画像処理アプリとなる予定です。
つまり、これからは、一握りのプロを中心にするのではなく、
幅広いiPhoneで撮影した画像を加工する、アマとセミプロをメインに据えるという事です。
判断としては間違っていないのでしょうが、ちょっと寂しい気持ちです。
WWDC2014で紹介されていたPhotosは、なかなかの出来のようです。
そちらに期待して、来年の登場を待つ事にしましょう。
では、また。