
Appleが、今まで秘密主義を貫いてきているのは、
多くのAppleユーザーの知るところです。
しかし、その流れが変わりつつあるようです。
先月のWWDC2014において、iOS8の機能の一部をサードパーティにも公開し、
アプリケーション開発を促進する動きがあったことは、記憶に新しいでしょう。
今度は、先週末11日(米国時間)、開発環境 Swiftに関して
開発者向けに、Apple公式のブログをオープンしました。
ブログ?、今どき、だからどうした?って思われる方もいるかもしれません。
でも、Appleにとっては、大きな出来事なんです。
今まで、開発者同士が語り合うフォーラムを展開していましたが、
Apple自ら情報発信を行う事は、ありませんでした。
これからは、Appleの開発チームが、様々な情報を発信してゆくというのです。
更に、Apple Developerの登録を行うだけで、
最新のツール Xcode 6 betaのダウンロードができるようになりました。
これは、もちろん開発環境 Swiftを、
より多くの開発者に使用してもらう為の施策である事は言うまでもありません。
それ以上に、今までのAppleでは考えられないオープンさがあります。
ティム・クックの静かなる改革が、徐々に形になりつつあるのかもしれません。
では、また。