
お盆休み。自宅の縁側で夕涼みをしている内に、
ふとちょっと前の事を振り返っておりました。
そういえば、1990年前後のあの頃、
まだまだMacintoshのアプリケーションも手探りでした。
それ故に、強烈なインパクトを残したアプリが、いろいろとありました。
今回はその中のひとつ、イーバ(IBVA)をご紹介します。
このイーバ(IBVA)、Macintoshでなんと脳波を測るものでした。
だいぶ薄れかけた記憶を掘り起こしてみたのですが、
確か、90年前後の登場だったと思います。
自分が見たのは、MacWorld EXPO/Tokyoのブースでの紹介だったかと。
脳波測定用のヘッドセットと Macintosh IIをシリアルケーブルで繋いで、
アプリケーションを立ち上げると、
ディスプレイ上に測定した脳波が表示されるといった具合でした。
その頃、サイパーパンク が流行っていて、
自分もウィリアム・ギブソンのニューロマンサーにハマっていた頃でしたから、
脳波が、Macintoshで見られるというだけで、
何だか近未来な感じを覚えていたことを覚えています。
ちょっと衝動買いに走りそうな気持ちにブレーキをかけたのはその価格。
セット一式で10万だったか、15万だったかしたので、購入には至りませんでした。
今回ブログを書くにあたって、まだ販売しているのか調べてみました。
なんと!バージョンアップを繰り返して、未だ現役で販売しておりました。
クワテック社 IBVA セット一式 15万9千800円
接続もBluetoothになって、
ヘッドセットとワイヤレス接続できるようになっておりました。
やっぱり、お値段は自分のお財布には高かったです。
更に調べて見てみると、別メーカーになりますが、
機能を簡略化したiPhone対応のものがありました。
実はひそかに人気のあるジャンルなのかもしれません。
ちょっと頑張って、へそくりをかき集めて購入してみようかな。
あなたはどうですか?
では、また。