
最近、タブレットの売上げが頭打ちになっているようです。
Appleのティム・クックCEOも、iPadの販売が順調ではないことを認め、
まだ成長の余地があるとの見解を発表しています。
※参照:Wall Street Journal iPad販売減は「心配していない」=アップルCEO
事実、統計会社の発表を見ても、
タブレット市場が減速しているのは、間違いないようです。
※参照:Business Journal タブレット市場、なぜ急失速で苦戦?
これは何故なんでしょう?
自分が思うに、タブレットの置かれたポジションが、
ややぼやけてきた事にあるのではないか、と思うのです。
iPhoneをはじめ、スマートフォンの画面は拡大化しつつあり、
画面の大きさという点でのメリットが薄れつつあります。
また、タブレットでないとできない事への訴求が
上手くできていないと感じられます。
個人的な感覚として、タブレットが大きなスマートフォンとして、
認識されているように思われるのです。
そういった危機感からでしょうか。
Appleの最近のCMキャンペーンとして、
「あなたの物語は何ですか?」を展開しています。
これは、iPadをツールに活躍する人々を取り上げることで、
iPadでしかできない事があるのだと、訴えかけています。
私も、タブレットにはまだまだ隠されている魅力があると思います。
今は、それを手探りしている段階にあるのではないでしょうか。
その魅力を引き出す事ができれば、
タブレットがより魅力的なツールとなるでしょう。
では、また。