
iPhone6が発表されるという9月9日の発表会まで、
残り1週間に迫ったこの時期だというのに、Appleは立て続けにトラブルに見舞われています。
困ったことです。
アメリカでの、セレブリティのプライベート写真の流失事件は、
今まで鉄壁とされていたiCloudの信用を一気に貶める事になりました。
事件直後にAppleから公表された調査結果によると、
iCloudのシステム本体がハッキングされたわけではなく、
ハッカーがSNSなどを利用した総当たり戦で、アカウントとパスワードを入手したとの事。
ただ、今後HealthyKit等により、個人の健康状態とかがiCloudに保存される事を思うと
ちょっと不安な気分になりますね。
念のため、最小限の対策として、複雑なパスワードの設定と2段階認証をしておくのがよいでしょう。
そして、もう1つは、iPhone5のバッテリー交換における、サポートの手際の悪さです。
既に報じられているように、iPhone5の一部にバッテリー交換が必要なものが有り、
対象機種は無償で交換してくれるというのは、ご存じかと思います。
ただ、この対象機種というのが、くせ者でした。
実際には、対象となるシリアルナンバーの本体を持っていても、
全て交換するわけではないのです。
Apple Storeなどの窓口に持って行くと、iOS診断なるものを受けさせられ、
ここでバッテリーに異常がないと診断されると、交換されないようなのです。
※iOS診断で異常がみつかるとこうなります。
この対応は、あまりお勧めできません。
実際、いくつかのブログで不満を述べているのを見受けます。
せめて、iOS診断の件をアナウンスして、
診断を受けさせてから窓口に来させるべきでした。
Appleのサポートは、たまにこうした事があるのが、
古くからのユーザーには、残念で仕方ありません。
もうちょっと、気を利かしてくれるといいのになぁ。
iPhone6の発売の前に、
Appleも厄払いにお祓いしておいた方かもいいかもしれませんね。
(アメリカに厄払いなんてあるのかしら・・・)
では、また。