
Appleの発表会から、早1日。
あちこちで、iPhone6とApple Watchのニュースが、報じられていますね。
特に、Apple Watchは、賛否入り乱れていて、興味深い処です。
日本のメディアでは、あまり伝えられていないようですが、
AppleのCEO ティム・クックに、アメリカのTV局ABCが、独占取材を行っておりました。
その中で、彼が見せた先代スティーブ・ジョブズへの想いにドキリとしました。
それは、今回の発表会終了後に、ABCのアンカーマンからのインタビューに答えた時の事。
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翻訳すると、こんな感じです。
ティム・クック:ジョブズのことはとても敬愛しているし、今でも彼を想わない日はないよ。けさは特に彼のことを考えたし、彼も自分が残したアップル(僕はジョブズが残した人類への最高の贈り物だと思うけど)が今日発表した内容をとても誇りに思っただろうね。たぶん、今ごろ笑顔でいてくれているんじゃないかな。(引用:GIZMODO)
泣かせます。ジョブスがなくなってからの3年間、彼にもいろいろな想いがあったんでしょう。
大いなる先人であるジョブズと比較されながら、Appleを率いる事の重みは、
彼にしか分からない事です。
それ故、ジョブズがMacintoshを発表した会場と同じ場所での今回の発表会には、
いろいろな想いが去来していたに違いありません。
確かに、今回の発表会では、クック氏はちょっと興奮気味だったように思えます。
特に、One More Thingのフレーズに観客が沸いた時に、両手を挙げて答える姿は、
今までの質実剛健で、クールな姿ではありませんでした。
ともあれ、今回の発表会で、Appleを率いるマスターが、クック氏であると認識できたはずです。
新世代のAppleがどうなるかは、彼の双肩にかかっています。
願わくば、これからも私たちをドキドキさせるような存在でありますように。
では、また。