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2015年の年明け、Appleにとって、ほろ苦いものになっているようです。

昨年末、マイアミのユーザーが、iOS8の件でAppleを訴えたからです。

 

その訴えでは、iOS8がiPhone本体の記憶容量を必要以上に消費しており、

16GBモデルのような低容量なモデルのユーザーに、

自社のクラウドサービス、iCloudを購入させるもくろみがあるのではないか

というのです。

確かに、iOS8は、今までの中でも本体メモリの消費が大きくなっています。

ですが、他のスマートフォンと比較してみると、

いずれのモデルもほぼ同程度の記憶容量を消費しています。

スマートフォン・16GBモデル比較

スマートフォン・16GBモデル比較

同様な訴えは以前にも行われたものの、いずれも棄却されており、

今回の訴えが認められるかは、微妙なところです。

 

iOS8に限らず、Androidにしても、より高機能を実現していく為、

OSが肥大化してゆくのは、避けられないことです。

また、一般の企業である以上、

幅広いユーザーを獲得する事が命題であり、

16GBモデルのように記憶容量を抑えたモデルがあるのも同様です。

 

かといって、初めて購入されるユーザーに、

ハードについて、予習してきてくださいねというのも

おかしな話です。

 

この辺については、どうしても相反する部分であり、

どこに基準を設けるか、悩ましい処ですね。

改めて、人に物事を伝える事、商売を 行う事の難しさを思い知らされます。

あなたならどう考えますか?

 

では、また。

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