昨日、AppleStoreのサイトが、わずかの間ですが
「We’ll back」になっていた事に気づきましたか?
Appleの新商品が発売される前は、
必ずこうやって一旦サイトを閉じて、リニューアルを行います。
WWDC2014 以降初めての新商品に期待を寄せた方もおられるでしょうが、
今回は、iMacの低価格モデルでした。ちょっと拍子抜けでしたね。
ハードウェアとソフトウェア。
Appleは、その両方の開発に携わり、かつ販売までも行う、世界でも珍しい会社の1つです。
製品として形になる開発の部分は、ニュースに取り上げられる事も多いので、
皆さんもよくご存知のことと思います。
しかし、販売についてはあまりご存じない方も多いのではないでしょうか。
実は、現在のAppleの大躍進には、この販売部門の力も欠かせないのです。
この販売部門を一新したのが、現在のCEO ティム・クックその人なのです。
ポイント その1:在庫管理
かつてのAppleの在庫管理はひどいものでした。
新商品が発表される度に、古い商品の在庫セールは当たり前。
これでは、思うように利益を上げる事はできません。
徹底した在庫管理を行い、商品在庫の保管日数を極限まで抑え
不良在庫の発生を防いでいます。
(※一説には、保管日数は2、3日分のみとも言われています。)
ポイント その2:直営店 AppleStoreの展開
以前にもお話しました通り、直営店としてAppleStoreを
全世界に展開しています。
こだわったデザインと行き届いたサービスとサポートにより、
イメージアップを図りつつ、販売のデータをダイレクトに把握しています。
とある米投資会社の調べによると、床面積あたりの売上では、
ティファニーさえもしのぐと言われるほどの売上があるそうです。
ポイント その3:原価管理
商品を販売する上で、この原価管理は、重要です。
Appleの生産における部品調達等に見る原価管理は、
終始徹底しており、コストを抑えつつ、利益を確保しています。
その詳細は、とても一言では伝え切れません。
申し訳ありませんが、次のブログで詳しくお話しさせてください。
さて、次に「We’ll back」になるのは、いつのことでしょう。
iPhone6が発売されるという9月でしょうか?
期待しつつ待つことといたしましょう。
では、また次回に。