
7月22日、米マイクロソフトはOutlookと連携したメッセージアプリ「Send」を発表しました!
Sendは、チャットやメッセンジャーのようにインスタントにメッセージを送受信できるアプリです。
まずは、アメリカ企業や教育機関、Office365向けのiOS版をApp Storeにて公開しました。AndroidやWindows Phoneも間もなく公開されるとのことです。
また、Office365ユーザーでなくても、今後数ヶ月中に使用できるようにするとのことです。
Sendとは?
Sendは、短いメッセージのやりとりを想定して開発されたアプリです。
例えば、「今日は会社にいる?」「10時にチャットしたい」「プレゼンはまだ発表しない」に対し、「ノー」「イエス」などといった簡単なやりとりをOffice365のOutlookアカウントで出来るので、他のメッセージアプリ(Facebook、Skype、LINE、ハングアウトなど)の
ユーザー名や携帯番号を知らなくてもメッセージを送れます。
このユーザー名や携帯電話の番号を知らなくてもメッセージが送れるというところがミソとのことです。
Outlookと統合されるメッセージ
Sendというアプリは独立してはいますが
SendでやりとりしたメッセージはOutlookアカウントと紐付いているため
Outlookに統合され、後でOutlook内で過去のメッセージを確認することが出来ます。
また、
Sendのアプリを相手がインストールしていなくても、デスクトップとモバイル用のOutlookアプリから受信・返信が出来ます。
ショートメッセージならLINEなどのメッセンジャーでいいじゃん?とお思いでしょう。
しかし、
相手先が仕事用のLINEアカウントを作っていなかったり、Facebookのメッセンジャーをプライベート用にしていたり、わざわざアカウントを相手に伝えなくても
Outlook 1つでメールとショートメッセージのやりとりが出来る。
こういった点が、マイクロソフト側からするとOutlookを利用するショートメッセージの存在価値を主張しています。
また日本でも公開となったら使ってみようかと思います。
Introducing Send—designed for in-and-out email
https://blogs.office.com/2015/07/22/introducing-send-designed-for-in-and-out-email/